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フランス弾丸旅行(2)

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これぞ名画、モナリザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ作)。美術音痴の私でもジーッと見ていると吸い込まれそうな感動を覚える。さすがにこの名画の前は人が多かったが、その割にはせかされることもなくゆっくりと鑑賞することが出来た。



第5日目:11月21日(木)

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モンサンミシェルへ向かう途中、ロワールにあるアンボワーズ城に立ち寄った。ロワール河越しに見る15世紀の古城は重厚感が伝わってくる。この城はレオナルド・ダ・ヴィンチの設計によるもので、ここはレオナルド・ダ・ヴィンチの終焉の地である。

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城を見渡せる河のこちら側にあるレオナルド・ダ・ヴィンチ像。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ像を真近かで見るとなんともグロテスクで興醒めがしないでもない。

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バスで3時間半位走るといよいよモンサンミシェルが見えてきた。

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モンサンミシェルにわたる前に昼食で名物のオムレツを食べる。これがそのオムレツである。
巡礼者を癒す為作られたというもので、卵を泡立たせバターをたっぷり使った代物である。しかしなんとも歯ごたえがなく日本人が馴染んできたオムレツとは別物である。

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モンサンミシェルを対岸から見る。まるで海に浮かぶ巨城のようである。
モンサンミシェルまでは専用の道路をシャトルバスで渡ることになる。

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シャトルバスを降りた所から真近にモンサンミシェルを見る。

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修道院の尖塔を見上げる。

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修道院に入る手前の岩をくり抜いて作られたサン・ピエール教会。入口にはジャンヌ・ダルク像があった。

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教会内のステンドグラスの窓。

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いよいよモンサンミシェル教会に入って行く。

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14世紀建設の哨兵の門。

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教会を見上げる。

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島自体に教会を作ったので、所々に島の岩がむき出しに現われている。

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尖塔を見上げる。このころになるとようやく青空が見えてきた。初めて見る(?)フランスの空。

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西のテラスから尖塔をズームで。先端には4.5mの金色のミカエルが立っている。

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西のテラスから北側の海を見る。真ん中に見えるのがトンブレーヌ小島。

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西のテラスで女房・・・

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教会内の祭壇にかざられている聖ミカエルの小像。聖地エルサレムを向いている。

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最上階にある列柱廊。中庭を囲むように無数の柱が建っている。

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列柱廊から尖塔を見上げる。

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船の底の様な丸型天井の食堂。

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ロマネスク様式の礼拝堂。

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ピエタ像。ここは死体を安置する場所で死を嘆く姿のピエタ像である。

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修道僧の遊歩道。天井の交差アーチがロマネスクからゴシック様式への転換期を示しているという。

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建物内にも島の岩がそのままにむき出しになっている。

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修道院内最後の聖ミカエル像。

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外に出てみると修道院の外壁は城壁のようで威圧感を覚える。

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巡礼者の憩いの場所であるグランド・リュ。狭い道の両側にレストランや土産物店が建ち並んでいる。

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モンサンミシェル名物のビスキュイットリ―・メール・プラ―ルを売っているお店。要するにビスケットであり昼食に食べたオムレツ店の系列で、一番評判のガレット店である。我々も土産用としてたくさん買い求めた。

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モンサンミシェルの全景をバックに記念撮影。外はすっかりうす暗くなっていた。

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夕闇に影を落とすモンサンミシェルを名残惜しくもう一枚撮る。

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反対側には陽が海に沈みかけていた。


第6日目:11月22日(金)

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サンオベールホテルの前での女房。雨が降っていた性もあるが、7時すぎだというのにまだ薄暗かった。

モンサンミシェルから4時間弱バスに揺られ、ようやく花の都パリに入った。
さすがパリ、車の往来も人の流れも溢れかえるようだった。

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パリ市内の街並み。

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昼食をとったレストランの前で。

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何かの建物だがわからない。垂れ幕がさがっているのを見ると劇場か、デパートか?

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凱旋門に着く。半周して見てみる。

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門に刻まれた彫刻をアップで・・・

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クレベール通りから凱旋門を振り返る。

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トロカデロ広場からエッフェル塔を見る。

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エッフェル塔をバックに記念撮影。風が強くとにかく寒かった。

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もう一度エッフェル塔を見る。昔から映画や写真で見ていたエッフェル塔と凱旋門をみてやっとパリにいるのだなという実感が湧いてきた。

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通りの両側に駐車している車、スペースもなくぎっしり駐車している。これでどうやって車を出すのだろうと疑問だったが、車の前後のバンパーで相手車を押し出してスペースを空けて出るのだそうだ。日本でそんな事をしたら大変なもめ事になるのは必須。フランスでは当たり前のことで押された車も心得ているという。お国柄ということか。

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トロカデロ広場にある騎馬像。

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グランダ・メル大通りの両側には露店がたくさん並んでいた。年末のクリスマスに向けてと新年にかけて露店が出るのだそうだ。

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ルーブル美術館を見学する。中央入口にあるガラスのピラミッド、これは19989年に作られたものだという。

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館内に入るとまずは彫刻が迎えてくれた。

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料壁にはさっそく絵画が飾られていた。

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        聖母子と幼い洗礼者ヨハネ(ラファエロ作)

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        モナリザ

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         カナの婚宴(ヴェロネーゼ作)

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         メデューズ号の筏(ディオドール・ジェリコ作)

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         題名・作者はわかりません

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         オダリスク(ドミニク・アングル作)

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         ナポレオン1世の戴冠式(ルイ・ダヴィット作)

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         ヴィジェール・ブラン夫人とその娘(ヴィジェール・ブラン作)         

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         美術館の回廊

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         その回廊の上の天井画

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これも有名なミロノビーナス。やはりモナリザと同様に人だかりが多かった。
美術館内は写真を撮るのは自由だが、フラッシュは他人に迷惑がかかるので禁止となっている。しかし、このビーナスの前で中国の観光団が大勢いたが、ところ構わずフラッシュをたいていた。係員に注意をされていても一向に辞める気配はない。それに大声での話などマナーの悪さには閉口した。

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            支柱にも彫刻が・・

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まどろむヘルマクロディトス。こちらから見ると女性だが、前にまわってみると男性である。根源愛の哲学的観点を表したものが男女両性となった作品だそうだ。            ・


ルーブル美術館は2時間程の見学で、ほんの一部分を駆け足で見て回っただけだったが、モナリザを初めとした美術品は目を見張るものがあった。機会があればじっくりと見て回りたいものだが・・・無理だろうな。

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美術館を出てから夕食までの時間を散策してみる。これはサンジェルマン通りでクリスマス用のイルミネーションが飾られていた。

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ショーウィンドーを覗いてみてもクリスマスが近い事を窺わせる。

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夕食にはエスカルゴが出た。豪華なもではなく大衆的なエスカルゴだったが、それでも話の種にはなる。特別美味という物ではないが、珍しいという程度か。

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           メーンデッシュのビーフ料理。

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           デザートのパンナコッタ

第7日目:11月23日(土)

今日は最終日。朝、ホテルを出て直接シャルル・ドゴール空港に向かった。皮肉なことに今日は快晴である。
空港では不審物が見つかったとかで搭乗口まで迂回されるハプニングがあり、やはり厳しい雰囲気が漂っていた。
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出発までの時間を空港待合室で最後の土産を買ったり軽い食事をして時間を潰した。

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13:40発のエールフランスAF276便。これで成田へ向かう事になる。

第8日目:11月24日(日)

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日本時間の10時前に成田空港に帰ってきた。

8日間でフランスの地中海からパリまで大移動し、モンサンミシェルを初めとしたいくつかの世界遺産を見たり、ルーブル美術館での名画鑑賞と、それなりに見ごたえもあったが、駆け足の弾丸旅行で少々疲れたというのが本音。それに今回は天候にも恵まれず、以前行ったスイスやニュージーランドのように強烈な印象を覚えるのが皆無で、これがフランスだというインパクトをを味わえなかったというのが正直なところである。

by hkatsu59 | 2014-01-24 18:21 | 暇な話  

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