台湾駆け巡り

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           太魯閣(タイルガーシアグー)峡谷

10月29日(木)~11月2日(月)まで、5日間で台湾を駆け足で巡るツアーに女房と一緒に参加してきた。
台北だけは10数年前に一度行ったことはあるが、今回は高雄・台中など主な観光地にも足を延ばすということで結構人気のあるツアーなので、台風シーズンの終わったこの時期を狙って申し込みをしたものである。



第1日目;10月29日(木)
今日は移動日である。成田空港から14時35分発のチャイナエアライン101便で台北へ向かった。到着が遅れたということで30分ほど遅れて離陸した。約4時間ほどで台北桃園国際空港に着いた。時差は日本より1時間早くなるので現地時間の19時前には到着ゲートを出た。今回はツアーといっても添乗員がいないので、ツアー参加者は個々に搭乗手続きや出入国手続をして、桃園空港で現地ガイドと待ち合わせることになっている。、
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桃園国際空港の到着ゲート前で全員が揃うまで待っていた。結局今回の参加者26名が揃ったのは20時頃である。
ここからバスに乗り、今夜の宿泊地の台中まで2時間弱揺られることになった。
今夜は食事が付いていなかったので、ホテルの前のコンビニで現地のカップラーメンとビールを買い込み、ホテルの部屋で腹を満たした。こちらのカップラーメンはなかなか美味かった。
台湾をほぼ一周したが、こちらにはどこへいってもコンビニのセブンイレブンとファミリーマート(全家)が目に付いた。しかしローソンは見当たらなかった。

第2日目:10月30日(金)

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昨夜泊ったツインスターホテル(雙星大飯店)。まだ朝の6時過ぎで通勤タイムには少し早いので交通量は少ない。昨夜町に出て感じたのはバイクが多いということ。交差点で青信号で横断していても右折・左折車が減速しないで目の前を通って行くのにはびっくりした。日本では歩行者優先でバイクは一旦停止するので、これには危険を感じてしまった。
後で聞くと、台湾の人口は3,000万人だがバイク数は1,000万台あるという。理由には駐車場が極端に不足しているというお国事情があるようだ。

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最初の見学地、台中市内にある寶覺寺(バオジュエスー)。古い建物を新しい建物が覆っているのが特徴。

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布袋さまを撫でるとご利益があるとか。さっそくT子も頭や耳などを撫でまわしていた。

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ここのお寺は金ぴかの大仏様が名物のようだ。それにしても派手な大仏である。

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何はともあれ記念撮影はしておこう。

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台湾では先の戦争でたくさんの日本人が犠牲になったが、今では日本人の慰霊碑があちこちにあるそうで、これもその一つである。

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次に来たのは湖畔のリゾート地日月潭(リーユエタン)。数年前の台風で橋が落ちたりがけ崩れがあったりと被害を被ったようだ。

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日月潭の石碑の前でT子。

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湖畔にある文武廟(ウエンウーミャオ)の正門。ここは文の神“孔子”と武の神として三国志で有名な“関羽・岳飛(張飛)”を祭っているのだそうだ。

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文武廟の本堂。

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本堂の中に祭っている“関羽・岳飛(張飛)の像。

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本堂の裏側に回ってみる。

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裏側の最高地点より本堂越しに湖を見る。

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本堂の極採色な庇。

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本堂の展望台かや屋根越しに湖の全景を望む。

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現地ガイドご推奨のウメアイスを頬張るT子。手前がそのウメアイス。言うほどにはおいしくはないが甘酸っぱいのが特徴か。ただし、これはウメを使用しているのではなく、スモモが原料だそうな。

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昼食は飲茶料理。さほど美味いとは感じなかった。とくにスープの味が薄く、物足りなかった。ただチャーハンは美味しかった。それとグラスの紹興酒が美味かった。1杯が日本円で600円位、少し高いかな。

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北回帰線を見る。台湾には3か所の北回帰線があるというがこれがその一つ。数年ごとに計測するとその位置が微妙に変わるのだそうだ。第1代とか第2代とか標識が複数あるのはそのためだそうだ。

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ドーム天井にある北回帰線の図。
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台南にある赤嵌樓(チーカンロウ)。台湾の英雄・鄚成功ゆかりの建物で19世紀に再建されたものだそうだ。

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4人の像。左のまん中にいるのが鄚成功でオランダ軍を駆逐したことで英雄となった。


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赤嵌樓の裏にある文昌閣。


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文昌閣の中にある像。ここは学問の神様を祭っているということで、日本でいえば菅原道真を祭る菅原神社というところか。
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延平群王祠(イエンビンチュンワンツー)の正門。ここはオランダから台湾を解放した英雄の鄚成功を祭っているところである。

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門の横にあるガジュマルの木。

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本堂のなかにある鄚成功の像。

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延平群王祠の本堂。

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湖の中に建つ蓮池潭(リエンチータン)。その中心にある七重の塔の龍虎塔(ロンフーター)。大きな口をあけた左の龍の口から入り、右の虎の口から出るとご利益があるとか。

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蓮池潭の全景。

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龍虎塔へ渡る橋の入口にある龍の像。これを触るとご利益があるというのでここでも撫でるT子。

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これが龍の像の正面。

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湖の向かい側にある慈済宮の本堂。

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本堂の内部を覗いてみた。

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門前の屋台で売っていた地元の果物・釋迦(シカトウ)。ガイドは美味しいと折り紙を付けたが、確かに甘い果物だが大きい種が入っていて食べずらい。これ1個で日本円で400円位である。

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高台にある忠烈祠。

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展望台から高雄市街地を望むが、晴天の割にはかすんで見える。これは数日前からこんな状況でPM2,5の影響だそうだ。

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海側も同じように霞んでいる。

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今日の夕食は付いていないので夜の街を散策して食事場所を探す。出店のような小さな店が軒を並べている。その中で火鍋という看板の店に入ってみる。火鍋とは鍋料理ということで、我々が注文したのが海鮮鍋。これがなかなか良い出汁がきいていて美味かった。

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海鮮の具。エビや魚・貝などがある。生憎と冷凍もので締めのラーメンもインスタント物だか、それでもなかなか美味い。これで800円だから安い。

第3日目:10月31日(土)


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昨夜泊ったベストホテル(高雄立多商旅)。

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途中、民芸品店(免税店)に立ち寄り、土産物をみつくろってから高雄駅に着いた。これが高雄駅。台湾第2の都市という割には案外こじんまりした駅である。

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改札に入る。9:50発の列車に乗り込む。

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列車が発車すると、さっそく地ビールの缶を飲むT子。

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約3時間の汽車旅で台東駅に降りた。

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三仙台に寄るが、離れ島とを結ぶアーチ状の橋が見どころか。しかし、海岸はやたら風が強かった。、

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岩場の洞窟の八仙洞。昔、中国から台湾を経由して日本に渡ろうとした8人の仙人がここで修業したが、そのうちの一人が足を悪くし日本に行くのを断念した。台湾では八仙と呼ばれたが、日本に渡ったん7人は七福神となったといういわれがあるとか。

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岩の洞窟の中にあるご本尊。

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八仙洞のある岩場の全景。

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2つ目の北回帰線標誌でT子。このころから天気が悪くなってきた。

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北回帰線標誌をバックにパチリ。

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食事前に現地民族のアミ文化村に立ち寄りショーを見学。バス到着が6時からのショーに間に合いそうになかったが、そこは地元ガイドの顔で10分ほど開始を遅らせてもらった。
アミ族の若者の踊りが始まった。

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民族舞踊のショーが続く。

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最後のころになると観客を呼び込み一緒に踊る。われわれのツアーからも出たがり屋さんが数人加わった。

第4日目:11月1日(日)


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マーシャルホテル(統師大飯店)」の玄関前にあるアミ族の像。アミ族の結婚式では花婿が花嫁をこの背負い籠に乗せて運ぶのだそうだ。生憎と昨夜からの雨で籠が濡れていてT子は座るのを拒否した。


今回のツアーの目玉である太魯閣(タイルガーシアグー)へ向かった。山間の峡谷沿いの狭い道をバスが行くがトンネルが多いのも秘境感がある。
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600mの断崖が聳え立つ中を流れる峡谷は雄大である。渓谷の狭いところは数メートルよりないとか。

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この岩肌全体が大理石からなっているそうだ。ここまでの道は1960年に完成したものだそうだが、今でも落石があり事故も多いのだそうだ。

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慈母橋(ツームチャオ)。道路工事で働いていた息子に弁当を届けに来た母親が激流に流されて命を落とした悲劇から、蒋介石が名ずけたものだそうだ。

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慈母橋から見た渓谷。

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長春祠(チャンチュンツー)。道路工事で亡くなった212名を弔うために、右下の尼寺から毎朝左上の鐘楼まで登り鐘を鳴らすのだそうだ。

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長春祠で一枚。

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花蓮駅まで戻り、列車で瑞芳駅に向かう。

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花蓮駅ホーム。12:55の列車に乗る。

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車内で配られた弁当。焼き豚と魚のてんぷらに煮卵と大ざっぱな弁当だが、味のほうはまあまあである。

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2時間ちょっとで着いた瑞芳駅前。

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バスで九份(ジィウフエン)に移動。これがメインストリート。

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アメ横を思わせる道の両側に、食堂や土産物店が所狭しと立ち並んでいるが、とにかく狭い道が人でごった返しをしていて、人をかき分け前に進む。本音はゆっくり見て歩きたいが、時間制限があるのでザーッと眺めていく。

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食堂。看板のメニューには日本語も併記しているので分かりやすい。

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狭い階段を下りていく。古い茶店が目に付く。

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この阿妹茶酒館は写真のアングルとしては人気のあるところのようだ。

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急な階段を見あげてみると、なかなか風情がある。

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中ほどの広場で。奥にあるのが昔映画館だったそうだ。

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古い茶店が囲んでいる。このあたりで宮崎駿がアニメ“千と千尋の・・・”イメージを浮かべた場所だとか。
九份はもっとゆっくりと見たかったが、なにせ今日は日曜日ということもあり人出が多すぎるのと時間の制約もあるので渋々後にする。

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台北に向かう途中、夜景が綺麗に見える高台に寄ったが、地名・場所は分からない。

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大きな聖母像があった。


台湾と言えば小籠包、これを食べないと台湾に来た意味がない。しかも、できれば発祥の店“鼎泰豐(ディンタイフォン”で食べたいものだ。そこで、ガイドに無理を言って夜市とセットのオプションを組んでもらった。
オプションに参加した9人が店に入ったのが8時過ぎ。ガイドが予約してくれたことと9時の閉店まで時間があまりなかったこともあり、われわれが席に着くとすぐに小籠包のコースが出てきた。前菜の野菜の炒め物の後にメーンの小籠包が出る。さすがに本場物、あつあつの肉汁をすすって食べる小籠包はすこぶる美味しかった。次に変わり種の小籠包に餃子が3種類ほど出る(中の餡の具材を説明してくれたが食べるのに夢中で頭に入っていない)。
ここで大失敗。次々に出る小籠包と餃子へ延びてくる箸に負けじと頬張っていて、最後の餡子入りの小籠包が出て一段落した時この貴重な食事を写真に撮ることをすっかり忘れてしまっていたことに気がつく。後の祭りである。
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これが後の祭りのなれの果て。手前中央にあるのが締めの餡子入りの小籠包、その奥に重ねてあるセイロに変わり小籠包や餃子がが入って出てきたのだ。左のスープや右のチャーハンもなかなか美味しかった。セイロの左は台湾ビール。

これでは“小籠包とはなんぞやがまるで判らないのでネットから拝借。これで状況を推測していただきたい。
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これが発祥の鼎泰豐の小籠包です。

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そしてこれが小籠包コースの全食です。

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小籠包の発祥の店、鼎泰豐の本店。

小籠包の後はこれも台湾名物で有名な士林夜市(シーリンイエシー)に出かける。
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浅草の仲見世とアメ横をごっちゃにしたような店が道の両側にひしめいている。

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通りのまん中にも店を並べているが、これらは見回りの警官が来ると蜘蛛の子を散らすようにいなくなり、警官が行ってしまうとまたどこからか出てきて品物を並べるのだそうだ。

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夜市を歩くT子。

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ビル地下の食堂街。

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立ち並ぶ食堂を覗きながら歩くT子。

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夜市の一角にはゲーム専用の夜店もある。これは風船割りのようである。

第5日目:11月2日(月)

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最後のホテル、台北のファーストホテル(第一大飯店)。

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7時半過ぎで通勤時間に当たるのか、やっぱりバイクが多い。

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忠烈祠(チョンリエツー)の門の前で記念撮影。ここは1911年の辛亥革命から現代まで、国家のため殉死した33万の英霊を祭る祭祀場だそうだ。

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入口の大門牌樓。

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ここにいる衛兵2人、1時間毎に交代するそうだが、ピクリとも動かない。

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9時に衛兵の交代の儀式を見る。

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故宮博物館の前でT子。

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免税店の前にある、ビル街の中の今にも朽ち果てそうな古い建物。人が住んでいるようだ。

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台北の桃園飛行場。全ての日程が終わりこれから16時20分のCI106便で成田に帰ることになる。

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これが我々の乗るCI(チャイナエアライン)CI106便。1時間遅れで離陸した。

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搭乗口で遅れている搭乗を待つ。

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ポークの機内食。3時間ちょっとで成田に戻ってきた。

5日間の駆け足での台湾旅行で、表面をサーと撫でてきたようなものだったが、今度はツアーではなくゆっくりと行ってきて、台湾料理を満喫してみたいと思った。
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by hkatsu59 | 2015-11-12 11:39 | 遊山記 | Comments(0)  

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