紅葉の芝草山を登る
紅葉をバックに(N松さん撮影)
11月6日(金)Fツアーの11月例会で野岩鉄道中三依駅近くの芝草山へ行ってきた。この山は昨年の山の雑誌“岳人”に紅葉が綺麗な山として紹介されたのを偶然目にして、是非ツアーに入れて欲しいと希望してようやく実現することになったこともあり、大いに楽しみにしていた場所である。
いつものように6時30分に新橋駅に集合し、今回の参加者12名を乗せてバスで東北道西那須野塩原ICから中三依駅を目指した。
今日は素晴らしい秋晴れで、紅葉が期待できそうである。
10時過ぎに登山口にバスが到着。
10:15登山口を出発。
紅葉が眩しい登山道を登る。11月とは思えないほど暖かな気候にすぐに汗ばんでくる。
25分ほど登ると紅葉まっただ中に溶け込む。
木立の合間から芝草山と思しき山容が見えてきた。
尾根道を登る。
11:30目の前に大きな岩場が現れてくる。
この大岩を巻くように登る。
かなりの急坂である。ロープが張られているが、むしろ露出している木の根が格好のホールドになっていて苦にはならない。
大岩を通過して、目の前に見える芝草山を目指して登る。上の方は紅葉も終わっていて枯れ木になっていた。
先も開けてきた。頂上も近い。
12:15芝草山山頂到着。さっそく記念に一枚。
山頂で全員で記念撮影(M本さんのブログ寄り借用)。11人が並ぶのも、カメラマンが位置を決めるのも苦労するほどの狭さである。
芝草山という名前から、頂上は芝に覆われた広い山頂をイメージしていたが、案に相違して山頂は極端に狭い。我々12人でもう山頂は一杯である。幸い他に人がいないので独占してここで昼食タイムとする。
誰かが1LDKの広さと表現していた狭い山頂で、肩を寄せ合い、思い思いの昼食タイムとなる。もちろん儀式のビールも忘れずに。
頂上からの展望は素晴らしい。これは日光連山か。
荒海山も見える。
13:00登ってきた道を下山する。
20分ほど下ると荒海山がはっきり見えてきた。
これは日光連山。中央の三角の山が男体山、その右に女峰山。
先ほどの大岩の急な下りに出る。
ロープも付いているが、このような露出した木の根がしっかりしているので頼りになる。
下のほうは紅葉がすばらしい。真っ赤なもみじの木が綺麗だ。何度見ても見あきない。
紅葉の引き立て役にもならない3匹のおっさん。最近300名山を達成したM本三と300名山の尻尾が見えてきたOY木さん。すごい2匹のおっさんに挟まれ肩身が狭い、年だけはツアー最長老の枯れ木寸前の老木。
14:25登山口に戻ってきました。
下山後は上塩原温泉の華の湯で汗を流す。
芝草山という名前に勝手な思い込みで、楽な山登りで広い頂上をイメージしていたが見事に裏切られた。しかし、確かに紅葉は素晴らしかったのが救いだった。
by hkatsu59 | 2015-11-21 10:38 | 遊山記