国分寺ぶらり散歩

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            国分寺殿ヶ谷戸庭園内で

5月12日(木)の夕方に山仲間といつもの巣鴨の居酒屋で懇親会が予定されていたが、せっかく都心まで出向くので夕方までどこかを散策してみたいと思い立ち、何気なくガイドブックを開いていた時“国分寺”という字が目に入った。
国分寺は中央線で何度も通過しているが下りたことはなかった。昔、日本史の授業では何度も目にした名前だったので行ってみることにした。
国分寺とは、奈良時代中期に聖武天皇が仏教の力で国を安定させる目的で諸国に建立したものである。この武蔵国分寺は金堂を中心に東西1.5Km南北1Kmの規模で、全国でも最大規模を誇っていたものだそうだ。



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11:15JR西国分寺駅南口を出て商店街の中を歩く。

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5分程歩いたところに“史跡通り”のプレートがあった。武蔵国分寺跡が現在は史跡公園になっていて、それに通じる道なので史跡通りというのだそうだ。

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左に団地を見ながら緑の多い史跡通りを歩く。

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“伝鎌倉街道”の標識。この道は旧鎌倉街道で、14世紀に新田義貞が鎌倉に攻め上がった道である。

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旧鎌倉街道の切り通し。

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旧鎌倉街道を進んだ突き当りに国分尼寺跡に出る。最近まで発掘が行われていたそうだ。

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国分尼寺の尼坊跡。

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幢竿(どうかん)跡。この奥の一段高い場所に金堂跡がある。


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金堂跡。


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尼寺跡から少し歩いた所に、武蔵国分寺跡に出る。

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ここが、当時の武蔵国分寺金堂跡地。ここを中心に広大な国分寺があったということか。


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武蔵国分寺跡のすぐ前に現在の国分寺があった。

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本堂に通じる道に国分寺楼門がある。これは江戸時代の建築様式だそうだ。


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楼門の奥に本堂がある。

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本堂の上に透かし彫りが見える。

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本堂の横にいろんな植物があり、ここを万葉植物園というのだそうだ。160種類の万葉集ゆかりの花や木の植物が植えられていて、その横に植物の名前の表示と、それにゆかりの万葉集の歌が書き添えられていた。
かきつばた・さはあららぎ・あやめぐさ・つぼすみれの名前が見える。


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本堂の左手にある薬師堂の前の仁王門。18世紀中期に建立されたもののようで、左右に二体の仁王像が安置されていた。

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薬師堂。中には鎌倉時代初期の木造の薬師坐像が安置されているという。


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本堂の左手に“お鷹の道”の小道が続いている。この辺りは尾張徳川の御鷹場であったそうでそこへ道なのでお鷹の道と命名されているようだ。


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武蔵野の面影を残している小道の脇には疏水が流れている。ほたるのすむ川の看板があるので清水なのだろう。


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緑の多い小道である。

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真姿の湧水。水がこんこんとわき出している。名水百選に選ばれているのだそうだ。

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真姿の池の中の島に弁財天が祭られている御堂がある。


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お鷹の道と疏水。

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お鷹の道から住宅街の坂道を上がって国分寺駅の近くの殿ヶ谷戸庭園(隋宜園)に立ち寄る。
ここは大正初期の個人の別荘で、その後三菱の岩崎彦彌太が買い取り和洋折衷の回遊式の庭園に完成させたものだ。現在は都立9庭園のひとつとなっている。

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正門を入るとすぐに大きな芝生が目に入ってくる。

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萩や藤棚の道を通って竹林に入る。ここは竹の小道。

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小道を下った所に池がある。次郎弁天池で、対岸の小高い所に紅葉亭と呼ばれる茶室が見える。紅葉が多いので秋は綺麗だろうと推測される。

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紅葉亭から次郎弁天池の全景を見下ろす。

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紅葉亭の横にある鹿おどし。意外に響く音である。

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湧水源からわき出す水が次郎弁天池に流れている。

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園内には式の花さくというが、これはシランの花が咲いていた。
この庭園はなかなか落ち着きのあるところで、ひねもすのんびり時を過ごすのにはもってこいの場所である。

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30分余り散策してからJR国分寺駅戻り、これから巣鴨へ向かう。

3時間あまりのぶらり散歩であったが、日本史をほんのちょっぴりを垣間見たひと時だった。
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by hkatsu59 | 2016-05-17 14:13 | 気ままな散策 | Comments(0)  

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