鳥取島根・山陰の旅

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        出雲大社御本殿前で

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        松江城天守閣前で


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        足立美術館枯山水庭園


4月26日(水)~28日(金)まで鳥取と島根の山陰を女房と行ってきた。
山陰というと、20年ほど前に境港の出張帰りに足立美術館と松江城・出雲大社を駆け足で廻ったのと、9年前に百名山の大山に登った後で鳥取砂丘に行ったことがあるだけだ。
今回は女房のT子が予てから足立美術館に行ってみたいと言っていたので、それを主としてその近辺の鳥取砂丘と松江城・出雲大社に足を延ばしてみることにした。
往復航空券と一泊の宿がセットになったフリーツアーを手配し、残り一泊を美人の湯として名高い玉造温泉に泊ることにした。
T子は45年以上の遥か昔に、仕事を兼ねて一度行ったことがあるようだが、どこに泊まったか定かではなく、ただ松葉ガニを腹いっぱい食べた記憶しかないようだ。




26日(水)雨のち曇り
この日は家を出るころから雨模様で心配したが、鳥取空港に着いた頃は小雨が降っていたが回復傾向にあるようでホッとした。

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11:00少し遅れて鳥取空港に着いた。ここは鳥取コナン空港と呼んでいるそうだ。帰路に予定している米子空港は米子鬼太郎空港と呼ばせているようで、鳥取県はユニークな発想である。
空港から砂丘まではタクシーで20分ほどで着いた。タクシーの運転手の話では昨夜から今朝にかけてかなりの雨が降ったそうだが、これからは上がる予報であるそうだ。

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砂丘入口に着いた。

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鳥取砂丘の全貌を見渡す。正面に見えるのが馬の背である。やはり天気が悪いせいか、人の姿は少ない。

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普段はない池が現れているのは、雨が相当降った証であろう。

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馬の背の頂上に登る。天気が良く風のある日には風紋がきれい現れるのだが、今日は無理である。

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西側を見る。砂丘と日本海。

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目を転じて反対側の日本海。

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馬の背を見る。

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佇むT子。

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振り返って、もう一度砂丘の全容を望む。

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帰りのバスまで少し時間があったので、近くにある砂の美術館に立ち寄る。タクシーの運転手ヵら、今年の砂像が15日にオープンしたばかりだと聞かされたので覗いてみることにした。砂像は毎年世界各地の国を紹介しているそうで、今年はアメリカのようだ。美術館内に入ってみると真っ先に現れた砂像は、ジョンウエンやマリリンモンローなどハリウッド映画にかかわるものだ。

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これは自由の女神。

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独立戦争初期のころ、テラウェア川を渡るワシントン。

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アメリカの動物たち。

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上の階から全体を見渡す。

13:30分のバスに乗り、鳥取から松江までJRで移動した。残念ながら車窓からは大山の姿は見ることはできなかった。

27日(木)晴れ
今日は雨も上がり、気持ちの良い晴れだった。
当初、この一日は松江城と出雲大社を回るつもりで時刻表を調べてみたが、個別に回ると乗り継ぎなどかなり非効率なのが分かった。そこで、一畑電鉄の松江一日定期観光バスに乗ることにした。

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定期観光バスは松江駅前の8番乗り場から8:30に出発する。その名も”ご縁バス”しまねっこ号というそうな。今日の乗客は7人で途中玉造温泉から2人乗り、9人での観光である。連休前で空いているのが有難かった。

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旧国鉄の大社駅。明治45年から平成2年まで使われた駅舎で純和風建築で国の重要文化財に指定されいるのだそうだ。

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稲佐の浜。旧暦の10月に全国の神々が出雲大社に集まるときには、ここから上陸するという。

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入り江にある大きな岩の上に社がある。

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出雲大社二の鳥居(勢溜の大鳥居)の前で記念撮影。ここから参拝が始まる。


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先ほどの稲佐の浜に上陸した全国の神々は神迎の道(白い車が出てきた道)を通って、勢溜の大鳥居から大社に入られるのだとか。

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普通の神社では、鳥居からは社殿が見えるように作られているのだそうだが、ここでは鳥居をくぐっても社殿は遥か先で見ることが出来ない。それだけ規模が大きいということだ。

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参道の途中にある祓社(はらえのやしろ)。ここで知らないうちに犯した罪汚を祓い清めてから参拝するのだという。

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参道脇にはウサギの石像が多い。これも神話に由来するものか。

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有名な因幡の白兎の神話に出てくる大国主命がウサギを助ける場面の御慈愛の御神像。ここでの大国主命の顔は厳しい表情である。


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参道を挟んで反対側にある、これも大国主命が結びの神となる場面のムスビの御神像。こちらの顔の表情は穏やかである。

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樹齢500年とされる夫婦松。一本の幹から日本の木が出ているのだ。

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やっと社殿が現れた。しかしここは御本殿ではなく拝殿である。

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拝殿前でT子。

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拝殿の後ろにある御本殿。ここには大国主大神が鎮座されている。

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裏から見た御本殿。

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ここにも様々な表情をしたウサギの石像がたくさんある。これは珍しい手を合わせ拝んでいるウサギ。

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御本殿の裏の一番奥にある素鵞社(そがのやしろ)。ここには八岐大蛇退治で有名な素戔嗚尊を祀っている。

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神楽殿。ここの注連縄(しめなわ)は日本一だそうだ。その大きさは長さ13・5M、重さ4・4㌧、胴回り8Mだという。

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その日本一の注連縄の前で記念に一枚。

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出雲大社から次の目的地゛松江城”に向かう途中に、昼食のために立ち寄った松江フォーゲルパーク。ここは温室の中にベコニアをはじめ多くの花を展示しているところだ。

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ミミズク。これは置物ではありません。ジーッと動かないが本物です。時々目だけがかすかに動くのが生きてる証拠。


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温室内は花で一杯で甘い香りが漂っている。

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チョコレートとかピザとか変わった名前の花。

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ハート型のアーチの中でT子。

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だんだん花段。だんだんとは島根の方言で有難うという意味。

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八重垣神社に立ち寄る。ここは八岐大蛇退治後日本で初めて正式に結婚したというスサノオノミコトとイナダヒメの夫婦神を祀っているところだ。

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鳥居脇にある狛犬。顔がすり減って判別できないのも特徴か。

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これが社殿。

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杉の木から松の枝が出ているという珍しい木。

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社殿裏にある人気の鏡池。社務所で100円で購入した紙に10円硬貨を載せ池に浮かべると文字が現れてくるという占いだ。
私のは”周りを見よ 助けあり 南も東も 吉”と読める。

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T子のは”待てば運気向上す 南も西も 吉”と出た。
長く沈まないほど運が長続きするらしい。

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社殿脇にある山神神社。ここには男のイチモツが祭ってある。イヤハヤ・・・


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遅ればせながら紹介します。我々がお世話になっている観光バス”ご縁バス”しまねっこ号。

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バスの最後部には、しまねっことい猫が鎮座している。ご丁寧に足跡も残している。

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バスは宍道湖畔を走る。晴れていればこの方向に大山が見えるはずだという。

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堀川めぐりのふれあい広場乗船場前の花壇に咲いている花。ボタンだと思うのだが標識には島椿と書いてある。葉はどう見てもボタンなのだが。

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これはアヤメ。

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堀川めぐりとは、松江城を囲む築城時の姿を今も残している堀を船で廻るという趣向である。
船に乗り込む。


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全長8M・幅2Mは少々窮屈だが、橋幅ぎりぎりに通過していくところもあるので止むをえまい。船頭の名調子のガイドで古い街並みを見上げて進むが、なかなか趣がある。

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橋高が低い橋を通過するときは屋根をぎりぎりまで下げる。体を折り曲げなければならず、これがきつい。

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小泉八雲が愛した町の風情が今も残っている。

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北堀橋を通過するあたりからは松江城の天守閣が見えてくる。
40分ほどで大手前広場乗船場に着く。ここで下船する。

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松江城の基礎を築いた堀尾吉晴像。

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松江城天守閣、松本城を少し小さくしたような城である。20年ほど前に来た時は、城の修復工事中で一面シートで覆われ全容を見ることが出来ず残念な思いをしたものだった。じっくり眺めてみると、なかなかの名城である。

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天守閣の最上階から松江市街方面を見る。本来であれば奥の山の後方に大山が望めるはずだが・・・

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反対側の宍道湖方面を望む。

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今夜の泊りは玉造温泉Kホテル。玉造温泉は美肌の湯と言われているそうだが、なるほど湯質もすべすべしていてなかなか良い温泉である。
これが今晩の夕食メニュー。暮れ行く宍道湖を見ながら食べるのもなかな乙なものである。

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夕暮れの宍道湖。

28日)(金)晴れ
今日はこの旅のメーンである足立美術館見学である。足立美術館といえば横山大観の絵と名園が思い浮かぶ。庭は14年連続庭園日本一に選ばれているのだそうだ。


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朝の宍道湖。白くポツンポツンと見えるのはシジミ採りの船だ。

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ホテルの庭越に宍道湖が見える。

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JR玉造温泉駅。ここから足立美術館最寄りの駅の安来まで1時間弱の電車旅である。

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安来駅から無料シャトルバスで20分で美術館に着いた。20年ほど前に来た時に比べて立派な建物と広い駐車場にまず驚かされた。

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枯山水の庭をバックにT子。

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これが14年連続日本一の枯山水の庭である。確かに素晴らしい。奥の山の借景と見事にマッチしている。

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白砂青松庭。

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池庭の池には大きな鯉が泳いでいる。

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生の掛け軸。窓を通して見える庭は、一つの掛け軸のようである。

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庭の奥に見える滝は亀鶴の滝で昭和53年に作られた人工の滝である。


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茶室寿立庵の前の庭もこじんまりしてモミジと竹など緑の多い庭である。
3時間半ほど、じっくり庭と絵を鑑賞して帰路に着いた。
ところが、ここでハプニング。事前に調べた安来発15:16の米子行の電車が10分遅くなっていた。
これでは米子発の空港行の電車に乗り継ぎが出来ない。次の空港行の電車は1時間半もない。時刻が変わるのであれば乗り継ぎも変えてほしいが、乗り継ぎ電車の時刻は変更なく米子を発車してしまっていた。17:00のフライトに間に合わないので、しょうがないのでタクシーで空港に向かった。

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米子鬼太郎空港。

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空港の待合室から大山が見える。最後の最後に名峰大山に会うことが出来た。17:00のフライトで羽田に向かった。

二泊三日の山陰の旅はあっという間に終わってしまったが、楽しみにしていた足立美術館や出雲大社・松江城などじっくり見て回ることが出来、行ってきて良かったと思っている。たまにはこんな旅もいいのかな・・・・
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by hkatsu59 | 2017-05-04 08:53 | 暇な話 | Comments(0)  

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