秩父巡礼その5(日向山~6・7・8・9番)

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        日向(ひなた)山山頂で


6月15日(木)夕方5時に山仲間と代々木で懇親会の予定があり、それまでの時間を天気の良さに誘われ、秩父の日向山を経由し6番~9番まで秩父巡礼に出かけることにした。
実はこの道は今年の2月に山仲間4人で、新春の時期限定の秩父の銘酒”甕口酒”を味わう前哨戦として芦ヶ久保大仏から琴平神社・六番峠ハイキングコースを経て6番・7番・9番札所をお参りして羊山公園を通って秩父市内に出たものだ。その時は日向山に行ってなかったので、今回は少し道を変え山の花道を通って日向山に登り、六番峠から6番札所に抜けることにした。
今年春に始めた秩父巡礼も、今日予定通り済ますと22カ所となる。




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自宅を5時に出て、柏・池袋を経由し芦ヶ久保駅に着いたのは8時33分。3時間以上のアクセス、相変わらず地の利の悪さにうんざりだが、今更悔やんでみてもしょうがないか。
芦ヶ久保駅で上り特急を見送ってから出発。

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8:40芦ヶ久保駅を出発。

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歩いて数分、日向山登山口の標識。山の花道の標識を目印に進む。

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初めは車道歩きとなる。しかし、この車道は意外に急坂で息が切れる。

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10分ほどで山の花道へ入る分岐に出る。

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ようやく山歩きの気分となる。

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10分程歩くと横瀬農村公園に着く。

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アヤメが咲いていた。

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大ぶりの花しょうぶがある。

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ここはアジサイで有名らしいが、アジサイはようやく色付き始めた程度だった。

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少し登っていくと、古びた山車がある。

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この説明書によると、ここは八坂神社で京都八坂神社の流れを汲んでいるという。この山車は笠鉾で天保年間の作だそうで明治時代まで7月20日の祭礼の日には奉曵されていたという。

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山の花道に入る道にはブドウ棚が、これをくぐって山道に入る。

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果樹園に沿って登っていくと、二子山が見えてきた。

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道端に咲く花。

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杉林の道を登っていく。

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9:25山の花道に着いた。
ここには、カタクリ・ヒトリシズカ・ニリンソウなどの群生があり有名らしいが、今は時期が過ぎていた。ツツジでも知られているようだが、これも名残がある程度でもう終わっていた。

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それでも白い花・黄色い花がわずかに咲いていた。

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9:48日向山(627M)山頂に着いた。平日とあってか山頂には誰もいなかった。

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山頂には小さな広場と見晴らし台がある。

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山頂からみた展望。中央の山は二子山。その左奥に伊豆が岳、右奥には武川岳が見える。


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山頂の片隅にある小さな金色の神様。この下に琴平神社があるので、さしずめその祭神の大物主神(オオモノヌシノミコト)だろうか。


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9:50下り開始。新緑の道を下っていく。


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下り道の途中から振り返ると丸山が見える。

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新緑の山道を楽しんでいたが、それもつかの間階段の道になった。これが意外と長い。


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10:03野生動物除けのゲートを出ると、琴平神社に出た。2月に来たときはこの階段の下からお参りしたっけ。

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これが6番峠ハイキングコースに入る入口。10:05


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2月は冬枯れの木だったが、今は新緑に覆われていてきれいだ。

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猪豚の牧場。2月の時は寒かったせいか奥に固まりうずくまっていたが、今は自由に動き回っていた。

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イノシシの本性があるのだろうか、こちらを見て低いうなり声をあげ、今にも突進してきそうな気配である。

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10:50 6番札所卜雲寺(荻野堂)に着いた。本堂は民家風な造りで質素なたたずまいである。本堂に着いた時、3人ほどのおばさんの賑やかな声が聞こえていた。納経所で聞くと、大阪から来てタクシーで2日かけて回っているのだそうだ。関西にも西国三十三カ所もあるだろうに、わざわざ遠い秩父まで足を運びご苦労なことで…と思ったが、人それぞれ好きずきなのであれこれ言うこともないでしょう。

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朱印記念にパチリ。

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このお寺は今日で3回目だが、毎回思うのは対面に武甲山が凛とした姿を見せていて、素晴らしいロケーションだと感心させられる。

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本堂前にある六地蔵。これは最近作られたもののようだ。

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参道の少し横にある、なんでも願い事が叶うという願い地蔵。それでは、あれとこれと・・・と欲張って願い事をしたが、やはり一番の願いは健康かな。どうかお聞き届けください。

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7番と8番への分岐。順路としては7番へ行くのだろうが、少し離れている8番へ先に行くことにする。

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国道299号線のガードをくぐり、西武線を渡り、坂道を登るようように歩くこと20分。8番札所西善寺に着いた。11:20

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これが本堂。飾りを排した素のままの寄棟造りが特徴か。

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ここでも朱印記念に一枚撮っておく。

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このお寺でまず驚かされるのは、山門をくぐるとすぐ右側にある大きなモミジの木だ。コミネモミジというそうで樹齢600年とか。秋の紅葉はさぞかし見事だろうと推測する。一度見てみたいものである。

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来た道を戻り、車の往来が多い299号線を横瀬方面へ歩いて20分ほどで7番札所法長寺に着いた。これが山門で、左の石塔に゛不許葷酒入山門”と書いてあった。酒は心を乱すので清浄な寺内に入ることを許さず、という意味である。ついついいつもの癖で日向山山頂で儀式を挙行していたらここで足止めをくらうことになったのだ。クワバラクワバラ・・・



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なかなか堂々とした本堂である。秩父札所の中でも最も規模の大きい本堂だそうだ。そしてこれは平賀源内の設計によるものだとか。

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ここでもご朱印記念に一枚撮っておこう。

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法長寺を出ると、時は昼時。近くを流れる横瀬川の河原で食事とする。遠くに武甲山を見ながら川のせせらぎ聞き流水麺をすする。つい儀式のBに心が引き寄せられるが、今日の札所はまだ1カ所残っている。先ほどのようにこれより入ることを許さず、ということもあり得るのであと少し我慢しよう。

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食事を終え移動しようと腰を上げた時、川面をしきりに覗き込む男性がいたので声をかけてみた。教えてくれたのは川の中を泳いでいるヤマメの稚魚だった。聞けば5月の連休明けに放流したものだといい、1センチにも満たない稚魚だった。また今朝も放流したといい、それはほとんど肉眼では見つけられないほど細く小さな魚だった。これのように少し大きいものも見受けられるが、これは1年前の放流で3センチほどになったという。これくらいの大きさになると鳥に狙われ3分の1ほどに減っていくのだそうだ。しばらく小さな命を眺めていた。

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13:23 9番札所明智寺に着いた。

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観音堂は朱塗りの六角堂の質素なものである。ここは安産・子育て観音として知られているようだ。

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今日最後のご朱印記念にパチリ。

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境内の片隅にある文塚。

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ぶらぶら民家の中を歩き横瀬駅に着いた。13:40
さあこれで、今日の札所巡りは終了。電車が来るしばしの間、駅の隣にある観光案内所兼売店兼食堂で一人缶ビールを飲む。

17時より山仲間8人で行う懇親会へ向かった。
場所は、新日鉄住金代々木クラブのレストランだ。日本のトップ企業のクラブに好奇心を抱き参加したものだ。
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17時全員集合で乾杯。庭もきれいで料理も美味しい。さすが新日鉄である(OY木さんのブログより借用)。

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全員で記念撮影をして解散した。
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by hkatsu59 | 2017-06-19 14:47 | 秩父の山と巡礼 | Comments(0)  

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