秩父巡礼その7(弟富士山~第30番)

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         秩父30番札所法雲寺の観音堂の前で

秩父札所巡りも残すところあと5ヶ所となったが、実はこの5カ所が難問で市街地から離れた場所にあるため、一日で1カ所を行くのがせいぜいである。
今日の予定の30番は実は秩父鉄道の白久駅からは15分ほどで行けるのだが、それではいかにも味気ないので一つ手前の武州日野駅から城山を経由して白久まで歩くことにした。
9月21日(木)羽生駅から秩父鉄道で約2時間揺られて武州日野駅に向かった。




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武州日野駅に着いたのは9:56、駅に降りたのは自分一人だけだった。質素な駅である。

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武州日野駅を10:05出発。県道を戻るように歩く。

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5分程歩くと荒川歴史民俗資料館があったので覗いてみる。入り口を入るとまず目につくのが、この半縄の笠鉾。これは180年以上前に作られたもので、祭礼の時には実際に曳きまわされたものだという。これからの予定もあるのでサーっと見て回り浅間神社に向かった。

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10:25浅間神社着。名前の通り静岡の浅間神社の末寺のようだ。

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本殿の横から弟富士山(おとふじやま)への登山口がある。熊に注意の看板がある。

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階段状になっている道を登る。

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登ること10分。浅間神社奥社に着いた。

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奥社の横に弟富士山の頂上(386M)の石碑があった。頂上踏破記念(?)に一枚パチリ。

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如意輪観音堂まで12分下ることになる。

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11:00如意輪観音堂に着く。秩父34カ所の札所を決める際、この仏さまが居眠りしていたために選に漏れたという言い伝えがあり、寝入り観音とも呼ばれているそうだ。

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観音堂の横には曼殊沙華が咲き誇っていた。

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如意輪観音堂前の観音橋で明が指のたまご水への分岐がある。片道30分とあり、大分遠回りとなるのでちょっと躊躇したが、一応行ってみることにする。
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10分程車道を歩くと陽野峠に出た。これから下って行く。

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更に10分程歩くと、蕎麦屋の向かい側に明が指のたまご水へ入る標識がある。これから車道を離れる。

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少し歩くと十二天水の湧き水がある。飲んでみるが冷たくておいしかった。

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安谷川に架かる木橋。この橋は渓流にマッチしハイカーに人気があるのだとか。勝手な思い込みで苔むした階段を登って渡る木橋に、古色蒼然たるイメージを持っていたが最近架け替えられたのか新しい木組で少し拍子抜けの感じがした。しかし、木製であれば朽ちれば替わるのは当然のこと、その後だったというだけのことか。


この後、明が指のたまご水も目指したが民家の庭を通り、林道に入り直進すると渓流から離れていく様子になり、来るまでに目にした標識も見えない。ガイドブックには河原にあるということだったので、渓流まで戻ってみても判らない。それらしい小道があったがロープは張られていて行けない。さほど関心も湧いてこないし時間の制約もあるので戻ることにした。
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11:57水車小屋着。

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水車はまだ新しく、しかも動いていない。

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水車小屋からは単調な舗道を登っていく。

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12:25熊倉山日野コース登山口。熊倉山には7年前にこの先の城山コースから昇り、ここに降りてきたことがある。結構ハードな行程だった記憶がある。

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更に舗道を登っていくと熊倉山城山コース登山口に出る。12:40
7年前はここから入ったが、頂上までは登り一方でとにかくきつかった記憶が蘇る。登山入口の看板には゛熊出没”や゛途中スズメバチのすがあり注意”とありちょっと登るのに二の足を踏む思いである。
この反対側に城山(熊倉城址)への入口があるはずだが、いくら探しても見当たらない。ガイドブックにははっきりした標識と階段があるのだが判らない。もう少し先かなと思い舗道を下って行くが見つからない。登山口まで戻って再確認してみようかとも思ったが、どうも戻る気にはなれずそのまま白久方面に下って行くことにした。

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杉とヒノキの中の舗道の長い下り道である。

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30分程下ると、熊倉山林道コースの登山口に出る。しかし、このコースは途中土砂崩落があり通行止めになっているようだ。

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少し下った谷津川の渓流脇で昼食とした。渓流の水でそばをほぐし食べる。最近はこの流水麺にはまっている。

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さらに舗道を下り、谷津川館の先を左折すると30番入口の石碑がある。

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13:53 30番札所法雲寺に着いた。ご朱印を済ませ観音堂に入る。手前にある庭園には石組とツツジ・サツキの植え込みに囲まれた池があり、なかなか見ごたえがある。

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五間四面の方形造りの観音堂。江戸初期の建造のようだ。

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この寺は唐の楊貴妃にまつわる事柄が多いようだ。観音堂の渡り廊下に楊貴妃の絵看板がある。
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時間は14時を回っていて、14:24白久発の電車に間に合いそうなので急ぎ足で車道を下る。
14:20白久駅に到着。何とか間に合った。
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白久駅のホームから秩父御岳山が見える。

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電車が到着するまでの少しの間に持参したBを飲む。
今日は、明が指のたまご水や城山にはたどり着けなかったが結構歩かされた果ての30番札所到着で、何か心に引っかかるものがあったが、法雲寺の見事な庭園を眺めていると心が洗われるような思いがしてきて、すっきりした気持ちで今日一日を締めくくることが出来た。


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by hkatsu59 | 2017-09-28 09:53 | 秩父の山と巡礼 | Comments(0)  

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