今年初山行は裏筑波・・が、ヒヤリ

c0273271_14193591.jpg
筑波山(女体山)山頂で

今年の初山行は予てから気になっていた、筑波山の裏側から山頂までのコースを歩いてみることにした。筑波山はあまりにも有名であり、低山ということもあり、コース的には問題はないだろうと思い込み、ガイドブックだけを頼りに行くことにした。ところがこれが大きな過ちとなり道を見失うという失態をしてしまいヒヤリとしてしまった。
結果的には何事もなかったが、どんな山でも安易に思い込まず、事前準備は十分すぎるほど怠りなくすべしと、今更ながら思い知らされた一日だった。







裏筑波へ行くコースは、交通の便がすこぶる悪いので敬遠されがちである。公共交通機関で行くには常磐線の石岡駅で下車、ここからバスで細内まで行き、そこから登山口までは車道歩き1時間15分しなければならなかった。しかも細内行のバスは平日の午前中は遅い時間だけでとても日帰りは出来なく、土日だけ石岡駅8時55分発のバスがあるので、これで行くより手段がなかった。

c0273271_14210534.jpg
石岡駅8時55分発のバスの乗客は自分一人、しかも途中の乗客もないため終点までノンストップで大型タクシーの乗車気分で9時30分細内に着いた。

c0273271_14214092.jpg
バスを降りても筑波山方面への案内標識がない。かろうじて山麓にある”国民宿舎つくばね”の看板を見つけ、それを目指し車道を歩く。先に見える筑波山の頂上には雲がかかっていた。

c0273271_14224287.jpg
道端には水仙が見られる。

c0273271_14234763.jpg
                 これは蝋梅

車道歩きも30分・40分と続けていくとだんだん単調になって気が滅入ってくる。そのうち左へ行くと国民宿舎つくばねへ向かう分岐に出る。ここにある案内板には湯袋峠の文字はなく、東筑波ハイキングコースの表示があり一瞬迷ったが、あくまで湯袋峠の登山口へと心が向かい車道を直進した。車道は登り気味だが湯袋峠の標識が見当たらなかった。そのうち下り気味になってきて、さてはさっきのピークらしきところが湯袋峠かと思ったが…標識位あってもよさそうなものだ。
やがて車道は右へ分かれる分岐点に出た。これを直進する。ガイドブックには分岐から少し行くと登山口があるとあった。細内バス停から60分で湯袋峠でさらに15分行くと登山口と書いてあった。


c0273271_14252085.jpg
細内から歩いて65分。車道分岐から少し下った所にある古い標識。字がまるで読めない。しかし山の絵は間違いなく筑波山である。これが登山口か、と首をひねる。

c0273271_14262094.jpg
しかし、奥に続く道ははっきりと登山道に見える。しばらく迷ったが、違っていたら戻って来ればいいや…と考え中に入っていった。これが大きな間違いであった。


c0273271_14275084.jpg
沢沿いにしばらく進むと道が不明瞭になってきた。戻ろうかと思ったが目の先に青いリボンをみつけたのでもう少し行ってみようと思い直した。道は定かではなくなってきたが、少し上の方に尾根らしき稜線が見えたので一応そこまで行ってみようと登って行った。

c0273271_14284975.jpg
登ってみるとはっきりした登山道があった。ホット胸をなでおろす。

c0273271_14363146.jpg
少し尾根道を登るとサイクルトレイをしていた二人に出会う。これを登っていくとキャンプ場に行けると聞いたので気が楽になり尾根道を登っていく。


c0273271_14373433.jpg
杉とヒノキの多い尾根道である。

c0273271_14383013.jpg
背丈くらいはありそうな笹道もあった。

c0273271_14391291.jpg
尾根道に出てから30分弱歩くとT字路に出た。ガイドブックには林道に出たら右へ行くとあったが、この道は確かに林道らしき道だが今は使われていない旧林道といったところだ。しかしなんの標識もない。左に行くと下り道に見えたので、ガイドブックが頭にあったので右に行くことにした。この写真の右の藪から出てきて上の方に行くことになる。

c0273271_14402137.jpg

10分程歩くと少し広い場所に出たが、その先の道がはっきりしない。道と思しきものが直進と上に伸びるものがあったので上に登っていく。しばらく登るとビニールを巻いた木を見つけるがそこから右と左に分かれる。左は登りになっていたのでそちらへ進むがすぐに道がなくなった。戻ってやや下り気味の右方面へ行く。

c0273271_14410639.jpg
10分程さ迷っていると、突然階段の道に出た。これで登山道に出たとホッとする。

c0273271_14421444.jpg
階段を登るとようやく標識が現れる。キャンプ場へ400Mとあり、今度ははっきりした林道である。
11:30

c0273271_14430884.jpg
5分ほどでキンプ場に着いた。11:30

c0273271_14435410.jpg
キャンプ場にあった周辺案内図。しかしこれはかなり古い。大分前に廃線となった筑波鉄道が載っている。

c0273271_14443225.jpg
11:38女体山まで1.6キロと表示されている登山口へ入る。

c0273271_14510078.jpg
葉が落ちた広葉樹の向こうに筑波山が見える。

c0273271_14514528.jpg
12:25筑波山(女体山)へ着いた。山頂は学生集団をはじめ結構人が多かった。

c0273271_14525515.jpg
女体山(876M)にある女体祠にひとまずお参りして、裏手にある展望台へ行く。

c0273271_14534463.jpg
岩場の展望台から薄っすらと霞ヶ浦が望める。

c0273271_14543004.jpg
筑波山は双耳峰で、もう一つの峰の男体山が見える。

c0273271_14552495.jpg
御幸ヶ原を経由し男体山に登る。男体山(871M)山頂にある13:03男体祠。

c0273271_14560743.jpg
今度は反対側に男体山から女体山を望む。

c0273271_14565657.jpg
山頂は風があり結構寒かった。御幸ヶ原のベンチでランチとする。今日はおでんをメーンに赤かぶと大根のワリ漬けの自家製漬物(暮れに私が漬けました)を肴に儀式のBで一人乾杯!!

c0273271_14573877.jpg
〆はおでんの汁でうどんを煮込み、ホットワインで体を温める。

c0273271_14584315.jpg
天気が良ければこの方向に日光連山が見えるはずだが…、手前は加波山。

c0273271_14592633.jpg

身体もあったまったところで下山とする。下山コースはいくつかあるが、今日は御幸ヶ原コースを下って筑波山神社へ出ることにする。14:03
このコースは結構急坂である。
c0273271_15003230.jpg
14:22百人一首で有名な男女の川に着いた。
c0273271_15011817.jpg
前回来たときは湧水が流れていたが、今日は枯れていて水が出ていない。

c0273271_15015929.jpg
このコースはやたらに岩が多い。

c0273271_15025888.jpg
岩がないところには木の根が張り出している。

c0273271_15040917.jpg

15:13筑波山神社に着いた。ここで無事に帰り着いた御礼と今年一年の家内安全を祈願した。
それにしても今年の初詣では何カ所目だろうか。元旦は近所の桜木神社、6日には毎年お参りしている西新井薬師と浅草の浅草寺、巣鴨のとげぬき地蔵高岩寺、笠間稲荷では祈祷を受けそして今日の筑波山神社。これだけ八百万の神仏にご加護をお願いすれば、どこかの気の向いた神仏が手を差し伸べてくれるのでは(甘いかな)と期待する。
参拝後、近くのバス停からシャトルバスでTX筑波駅に向かって帰路に着いた。

今回の教訓として、たとえどんなに低山な山・安易な山であっても充分に事前調査を怠ってはいけないということである。今回2回道を見失いさ迷ったが、幸いなことに落葉樹が多く見通しがきいたことで深入りしなくて済んだことだった。


c0273271_15045523.jpg
家に帰ってからネットで調べてみたが、湯袋峠の登山口にはこのようなはっきりした標識があった。私が入った道からもう少し我慢して歩いていたらここに着いたはずだ。非常に悔やまれる。ここから入っていくとガイドブックに載っていたコースで、2回目に迷ったときに抜けた階段の道に続いているのだ。



c0273271_14172099.jpg

この地図で見ると、中央下にある湯袋峠(A)から少し下った所にある破線の尾根コースが今回私が歩いたコースになる。その上(C)の登山口のから入って下の太線が正規のコースのようで、中沢ケルン(B)のあたりで合流したようだ。しかし、尾根コースははっきりとした登山道だったので随所に何かしらの標識があってもよさそうなものだが、不親切極まりなく恨めしく思う。



[PR]

by hkatsu59 | 2018-01-25 15:13 | 遊山記 | Comments(0)  

<< ある小さな日本画展2018 多峯主山で芋煮 >>